花月創業より私たちは、ニンニクげんこつラーメンを、日本全国の方に味わっていただきたいという思いから全国に店舗を展開してまいりました。そして、食の喜びを通して、活力のある企業として地域創造に貢献したいと考えてきました。その中で花月は、お店に来て下さるお客様一人ひとりに“食を通じた喜び”をご提供できるよう、色々と考えてきましたが、皆様もご存知のように最近の外食産業の情勢を見る限り私はふと疑問を感じ、このままの経営方針では他社との熾烈な競争に今後勝ち抜いていけるのかと思い始め、今のままでは今後このラーメン業界では生き残ってはゆけないとも考えました。
弊社では多様化するこのラーメン業界に「マルチコンセプト」を武器に立ち向かうことにしました。この私のマルチコンセプトの考えはラーメン業界だけに言えることではなく、すべての外食産業にあてはまる事だと考えています。外食産業の多くは価格力や商品力といった特定の「モノ」に特化・偏重する傾向にあると考えています。例えば食材のローコスト化やセントラルダイニング方式により究極的に低価格を実現しています。逆に商品力に対して職人的な拘りを追求したりと。しかし弊社はこれらの「モノコンセプト」に対して静かなアンチテーゼを発信します。なぜこのような考え方になるのかというと、時代の流れに俊敏に対応しない企業は今後成長せずに、立ち止まると考えたからです。
最近のお客様は食に対する着眼点が以前に比べてかなり変わってきていると思います。(マスコミ報道の影響が大きいせいもある)例えば「安ければイイ」「うまければイイ」などと言っていた時代はもう過去の事だと思います。成長する企業というのは今現状に起きている経済状況を冷静に判断し業界戦略を立て、時代を先取る能力が無ければ、今後企業としては後退するしかないと考えています。
花月はもちろん後退など考えておりません、前進あるのみです。つまりお客様の求める満足基準は世の中の動きとともに変化するものであると。弊社では多様化するこの外食産業に「マルチコンセプト」を武器に立ち向かうことにしました。時代の変化にあわせた「コンセプト」作りを考え、何にでも対応する「マルチコンセプト」を立ち上げ、その中で顧客側に立ちさらにその上で「トータルサービス」を提供し続ける企業を目指し続けます。例えば従業員教育でホスピタリティー研修を取り入れることによって、サービス向上を目指すのもやはりマルチコンセプトだからできる事だと思います。その為には時代変化にあわせた、商品展開や販促活動に関しても、時代のニーズを先取れる企業になる。
「マルチコンセプト」?と疑問に思うかも知れませんが、花月が他社にできない点でいうと、代表される点では商品開発力や販促企画力です。花月では年間新作を10作品以上期間限定でリリース発表しています。(これは他のラーメンチェーンではできないと思います)もちろん弊社のブランド商品でもある「ニンニクげんこつラーメン」のクオリティーを高め、また各種販促キャンペーンなどに関しても、今まで以上のコストパフォーマンスを追及しています。
店舗開発にしても、他のラーメンチェーンとは方向性を変え、一年前から取り組んでいる黒を基調にした「らあめん花月嵐」や「ニンニクげんこつらあめん花月寅」などの「ラーメンの味+雰囲気」と次世代に向けた店舗作りを目指し、力を入れていきます。
いまや日本を代表する国民食となったラーメン。
私たちは今後、日本の代表食としてラーメン文化を世界に発信することを念頭に置き、まずは花月が店舗展開している地域のお客様に愛される「地域一番店」を目指します。

学生時代は音楽活動に携わる。
出版社勤務を経た後,数々の飲食店でのアルバイトを通じ、「食」へのこだわりや飲食店の経営について学んだ。
93年4月に醤油味の東京風ラーメン店「ラーメン専門店花月」を東京杉並区にオープン。
3号店でとんこつスープに路線変更。
94年6月に株式会社花月食品設立。代表取締役社長に就任。
現在に到るまでの幾たびの困難に打ち勝ち、ポリシーでもある「ピンチ即 チャンス」を実践してきた。社員、FCオーナーからの絶大な信頼を背に、快進撃をつづけている。
